こんにちは、行徳駅近くのマルエツ前にある名無し整体院の権兵衛です。
体幹の中心部である脊柱、その土台になっている骨盤。
現代人、この骨盤の歪みがかなり当たり前のように定着化しています。
この骨盤ですが、体幹の土台になっているという事で、この骨盤が歪んでしまうとその上部組織である脊柱もおのずと歪んでいってしまいます。
ですが、この歪みがあったからといって、人の体は崩れたり、立てなくなったりするわけではありません。
人も地面に立っていても普通に立てていますし、その地面が少し傾いていたり、坂になっていたりしても普通に立てています。
斜めになっている分、その傾斜分を他の部分で補正して立てているわけです。
その補正が体にもおきています。
骨盤の歪みは脊柱に伝播するわけですが、その歪みは脊柱が補正するわけです。
その補正は歪みとして現れて、姿勢に左右さができたり、前湾、後湾したりします。
人間は本来、姿勢がよければ背骨に生理的な湾曲があります。
この生理的な湾曲が立位の姿勢の負担を分散して疲れづらくなるのですが、この生理的な湾曲が骨盤の歪み、背骨の歪みでなくなってしまいますと、体の負担を分散して担っていたものが、必要以上の負担になり、疲労や回復の阻害をしていきます。
ゆえに、骨盤の歪みを正す矯正や、背骨の矯正が大事になっていきます。
この骨盤を矯正するとして、まず骨盤周りの筋肉、でん部や腰周り、大腿部の筋肉がかなり関係していきます。
これらの筋肉の偏りも骨盤を歪ませる原因となります。
特に、現代人は事務作業を仕事としている場合が非常に多いです。
そういった仕事をしている方で、足を組むという人は少なくないかと思います。
この足を組むという動作はご存知のとおり非常に骨盤を歪ませます。
足を組んだとき、片足をもう片足に乗せるのですが、この姿勢になったときに据わっているでん部のでっぱた骨の部分、坐骨という骨があるのですが、この坐骨が座っている状態で、非常に１部位に力が加わります。
この坐骨に非常に力が加わり続けていくと、その圧力から骨盤が少しずつずれていくわけです。
この足を組むという動作は、癖で組んでしまうという方がほとんどだと思いますが、この足を組むという動作には太ももの筋肉が関係してきます。
この太ももの内側の筋肉が弱っている、筋肉量が足りなかったりするとその内腿の筋肉を休ませるために、足を組んでその筋肉を休ませようとする無意識の動作がでてしまって、結果足を組むという動作に発展してしまうわけです。
なので、いくら骨盤を矯正したのしても、上記のように骨盤を歪む原因が残っていたり、その原因をとりきれて居ないと、また骨盤を歪めるということを繰り返してしまいます。
全身の歪みを矯正することは大事ですが、その歪みの原因をとっていくことも同じくらい重要になりますので、当院では、骨格や骨盤の矯正をしつつ、その歪みとなる原因の特定と、その原因の予防や自分で出来るセルフケアなども重点を置いて施術を行っております。
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