こんにちは、行徳駅近くの名無し整体院の権兵衛です。
肩こりの方なら、もちろんくっついてくる首のコリ。
首のコリの主な原因は斜角筋というのが関係してきます。
この斜角筋というのは、首の筋肉の一つですが肩の筋肉でもあります。
首と肩を繋いでいる筋肉ですね。
首と肩を繋いでいる、三角の部分、その三角の部分の奥にこの筋肉があります。
この筋肉は肩がこっても首がこっても固くなるやっかいな筋肉なのですが、もっと厄介なことがあります。
それはこの筋肉が3本の筋肉の束でできており、その束の隙間を神経や血管が通っていることです。
この神経や血管が通っているとなぜやっかいなのかというと、この筋肉が肩や首の疲労で固くなってくると、血管や神経の隙間を圧迫して血管や神経も圧迫してしまうからです。
血流や神経をあっぱくしてしまうとどうなるか?
もちろん、肩首をめぐる血流が低下してしまいます。
それだけではありません、この血管は脳まで続いている血管です。
つまり脳への血流も低下してしまうわけです。
脳への血流が低下するとどうなるか?
低下すると脳の活動は落ちてしまいます、さらに継続して低下状態になってしまうと脳が危険信号として、”頭痛”を引き起こします
頭痛が多い人は肩こりの血流不足の頭痛があるかもしれません!
この斜角筋が固くなったらこれらの重い症状がでてしまいます。しかもこの斜角筋、とても疲れやすく大変頑張ってしまう筋肉です。
それは、なぜか! 肩首を支えている、つまり姿勢が悪い状態ですとよりこの斜角筋への負担が大きくなってしまうからです。
首の姿勢が悪くなる、それは首が前傾してしまっている状態、ストレートネックです。
ストレートネックになってしまうと、首が前傾していしまいます。
本来首は軽い反りがあって頭の重さを分散しているのです。
頭の重さというのは約9kgほどもあり、それを細い首の筋肉が支えないといけなくなってしまうのがストレートネックです。
首が前傾して頭を支えないといけなくなると、首の後ろの筋肉にとてつもない負荷がかかります。
その負荷がかかっている筋肉に拮抗して働くのが、そう、斜角筋です。
以上の流れから、斜角筋には多くの要因で負担がかかる関連性があります。
その斜角筋を緩めることができれば、脳への血流や肩や首への負担が大きく変わることにもなります。
斜角筋は表にある筋肉と違ってかなり内側にある筋肉群なので、アプローチする場合は優しくアプローチしていきます。
多少強い力でアプローチしてしまうと、前述の血管や神経などがその間にあるということもあり、その血管や神経を刺激してしまって体の負担になってしまうということもあります。
どうしても固い筋肉かつとてもコリやすい場所なのでより刺激やアプローチをしてほしかったりするかもしれませんが、なるべくやさしいアプローチで刺激したほうがこれらの場所を考えるに効果的かと思います。
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